かわら版2022年2月号

大豆前回比2.5%高 第2回「フクユタカ」堅調

2021 年産の国産大豆を扱う収穫後入札の第2回取引(1月19日実施)は、普通大豆60キロ当たり平均落札価格が9,987 円で前回(21 年12 月15 日実施)比2.5%(244 円)高となった。

不足感から引き合いの強い「フクユタカ」の上場が始まり、全体を押し上げた。入札を開催する日本特産農産物協会によると、普通大豆の上場数量3,307 トンのうち落札されたのは2,554 トン(77・2%)。上場した30の産地銘柄のうち24銘柄が全量落札された。

21年産初上場した「フクユタカ」は、1万~1万4000円台の高値で展開。大粒は滋賀が11・9%高。中粒は愛知、滋賀が共に1万1000円台に乗せた。業界関係者は「九州産が不作傾向で、フクユタカは他産地産も引き合いが強まっている」と分析する。

特定加工用は1,118 トンが上場し、980 トンが落札された。近年の不作傾向で市場には不足感があり、「今後、堅調な展開になる」とした見方が強まっている。

20220202 日本農業新聞より抜粋

農産物検査(米穀) 今後のスケジュール/農林水産省

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